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米株式:下落、クアドプル・ウィッチング(訂正)
*23:47JST 米株式:下落、クアドプル・ウィッチング(訂正)
下記のとおり修正します。
(誤)
(正)
米株式市場
配当落ち後のS&P500(ETF:SPY)は4つの先物やオプション取引の決済日 が重なる3ヵ月に一度の「クアドプル・ウィッチング」の日であるなかで、大きな動きを見せていない。だが、アップル(AAPL)やバンク・オブ・アメリカ(BAC)、シティ(C)、ゴールドマン(GS)、JPモルガン(JPM)などの主導株は軟調に推移している。
19日午後に、18-19日の連邦公開市場委員会後で連銀が資産購入に関しては景気改善が進むことを前提に「今年中に縮小、14年中盤に購入を終了」との見解を示したことが明らかになった。
バーナンキ議長によるプレスカンファレンス後では、バークレイズとソシエテ・ジェネラルが、資産購入縮小は9月から、ゴールドマン・サックスは12月からとの予想を示し、第3-4半期から開始との見方がコンセンサスのようだ。
なお、バンク・オブ・アメリカ・メリルリンチは、第4四半期に縮小開始となる可能性高まったものの、未だに来年初期まで始まらないシナリオがベースとの見解を示している。RWベアードも来年初期からとの見解を示している。
19日に、インフレ目標を守るためのより強い方針を示す必要があると主張していた連銀で投票権を持つセントルイス地区のブラード総裁が本日朝方に「インフレのターゲット2%維持に努めるべき」、「連銀の資産購入への行方はタイミングではなく、政策を重視すべき」との見解を示している。
21日の債券購入は12.5-17.5億ドルで比較的小規模となっている。
個別銘柄では、ソフトウェアのオラクル(ORCL)が発表した決算は、利益は予想に一致したものの、売上高が僅かに下回り、時間外取引で下落して推移している。海外では、上海銀行間出し手金利(SHIBOR)が急伸していたなかで、中国人民銀行が大規模の流動性を供給したもよう。
S&P 500は1.35安の1586.84前後で推移、ナスダック総合指数17.58ポイント安の3347.05ポイント前後で推移、ダウ平均株価は1.92ドル安の14756.40ドル。(日本時間22時35分時点)。《KG》
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