欧米為替見通し:パーティー主催者の交代、バーナンキFRB議長から黒田日銀総裁へ

2013年6月21日 17:29

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記事提供元:フィスコ


*17:29JST 欧米為替見通し:パーティー主催者の交代、バーナンキFRB議長から黒田日銀総裁へ

本日21日の欧米市場のドル・円は、ニューヨーク株式市場の続落が予想されることで、上げ渋る展開が予想される。

マーティン第9代FRB議長は、「米国連邦準備理事会(FRB)の仕事は、パーティーが盛り上がり始めたら、参加者から不満が出てもパンチボウル(酒が入ったボウル)をさっさと片付けること」と述べた。

バーナンキ第14代FRB議長が主催してきたパーティーは、量的緩和第1-2-3弾と続いてきたが、2014年1月末の退任に向けて、パーティーの終了の合図、すなわち、市場に融資している2.5兆ドルの返済スケジュールを提示した。

6月19日のパーティー終了の警告は、5月22日の議会証言で示唆されており、米国債は2.47%まで上昇し、ニューヨーク株式市場も、最高値15542.40ドルから昨日の終値14758ドルまで、784ドルも下落している。

本日も、6月末決算のヘッジファンド筋の米国株・債券売りが続くことが予想され、安倍トレード(日本株買い・円売り)ポジションの手仕舞いも続くのかもしれない。

しかしながら、黒田日銀総裁が主催するパーティーが始まっており、「ドル・キャリートレード」のウィスキーから「円キャリートレード」の日本酒へと酒肴が変わっただけなのだが。

【今日の欧米市場の予定】

21:30 加・5月消費者物価指数(前年比予想:+0.9%、4月:+0.4%)
21:30 加・4月小売売上高(前月比予想:+0.2%、3月:0.0%)
22:30 ブラジル・5月経常収支(予想:-64億ドル、4月:-83.18億ドル)

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