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東京都議選を受けて参院選への期待が物色意欲を強めるか【クロージング】
*16:38JST 東京都議選を受けて参院選への期待が物色意欲を強めるか【クロージング】
21日の日経平均は大幅反発となり、215.55円高の13230.13円(出来高概算33億4000万株)で取引を終えた。19日のバーナンキFRB議長会見から一夜明けた20日の米国株式相場は、量的緩和縮小を懸念した売りが継続し、NYダウは今年最大の下げ幅を記録。この流れを引き継ぎ幅広い銘柄に売りが先行し、日経平均は前場寄り付き直後には一時12702.67円まで下げ幅を拡大させる局面もみられた。
しかし、その後は先物主導でじりじりと下げ幅を縮める展開に。さらに、後場に入ると為替市場での円安の流れ、大引けに定期リバランスによる需給イベントを控えていたことからプラスに転じると、その後も先物主導で上げ幅を拡大させていた。ファーストリテイリング<9983>、ファナック<6954>などが日経平均を押し上げたほか、ソフトバンク<9984>、トヨタ<7203>などの切り返しのインパクトが大きい。
リバランスによる需給要因が日経平均を押し上げた格好となった。そのため、週明けについては、このリバランスの反動がやや警戒されるところであろう。また、米量的緩和縮小への警戒から、世界の金融市場は混乱しており、これまでの資金の流れに変化が出てきているとみられている。日経平均は6月13日安値をボトムに緩やかなリバウンドをみせているが、日々需給変化を見極めての対応が続きそうである。
もっとも、G8サミットで発表された世界経済に関する首脳宣言で、成長戦略を含めた安倍内閣の経済政策を後押しする形となっている。また、各党が参院選の前哨戦と位置づける東京都議選(23日投票)では、自民党と公明党で過半数獲得が見込まれているが、結果を受けて改めて7月参院選への期待感などが物色意欲を強めそうである。《KO》
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