日経平均は一時300円超の下落、NYダウの今年最大の下げ幅記録を嫌気

2013年6月21日 09:25

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記事提供元:フィスコ


[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;12787.87;-226.71TOPIX;1071.77;-20.04

[寄り付き概況]

 日経平均は大幅に下落して始まり、下げ幅は一時300円を超えてきている。19日のバーナンキFRB議長会見から一夜明けた20日の米国株式相場は、量的緩和縮小を懸念した売りが継続し、NYダウは今年最大の下げ幅を記録。この流れを引き継ぐ流れから、幅広い銘柄に売りが先行した。業種別指数は東証33業種全てが下落しており、直近で強い動きをみせていた海運が下落率トップ、そのほか、鉄鋼、ゴム製品、非鉄金属、その他金融、水産・農林、倉庫・運輸、不動産、証券などの弱さが目立つ。売買代金上位では、トヨタ<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンク<9984>、ソニー<6758>、キヤノン<7751>など全般値を下げるなか、ファナック<6954>、ファーストリテイリング<9983>がプラス圏を回復してきている。材料系の銘柄では、中山製鋼<5408>、河合楽器<7952>に短期資金が向かっているほか、群栄化<4229>、木村化<6378>など仕手系材料株の一角に下げ幅を縮める動きもみられる。《KO》

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