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日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は216円高、投信設定も押し上げ要因に
*09:41JST 日経平均寄り付き&為替概況:日経平均は216円高、投信設定も押し上げ要因に
【日経平均は米国株高で大幅反発スタート、投信設定も押し上げ要因に】
9時40分現在の日経平均株価は、13223.36円(前日比+216.08円)で推移。日経平均は大幅に反発して始まった。上げ幅は200円を超え、13300円台に迫ってきている。18日の米国株式市場でNYダウが大幅に続伸したこと、為替市場で円相場が円安に振れていることを受けて買いが先行した。そのほか、大和証券投資信託委託が、「ダイワ 日本株ストラテジーα(通貨選択型)」を設定する。これによる買い需要なども押し上げ要因に。225先物は13270円と、シカゴ先物清算値(13210円)を上回って始まっている。
セクターでは東証33業種全てが上昇して始まっており、前日に上昇率トップだった海運の上昇率が5%を超えている。そのほか、鉄鋼、保険、倉庫・運輸、パルプ・紙、医薬品、情報・通信、その他金融、非鉄金属などの強さが目立つ。売買代金上位ではトヨタ<7203>など主力処が全般堅調。半面、前日に強い値動きをみせていたソニー<6758>、群栄化<4229>は利益確定の売りが先行している。材料系では、シロキ工<7243>、共栄タンカー<9130>、第一汽<9132>、市光工<7244>などが強い。
【ドル・円は95円39銭付近、5月貿易収支への反応は限定的】
ドル・円は95円39銭付近で推移。今日発表された日本の5月貿易収支は-9939億円だった。貿易赤字額は4月実績を上回ったが、輸出が予想以上に増加したことで赤字額は市場予想を下回った。5月貿易収支に対する市場反応は乏しかったが、株式市場は輸出増加などを好感して大幅高となっており、株高を好感してリスク選好的な円売りが広がる可能性はあるとみられている。
■今後のポイント
・日経平均株価の上昇→リスク選好的な円売り・ドル買いを促す一因に
・日本の5月貿易赤字額は市場予想を下回る→株高の一因に
9時40分時点でドル・円は95円39銭、ユーロ・円は127円80銭、ポンド・円は149円11銭、豪ドル・円は90円15銭付近で推移している。《KO》
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