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18日の中国本土市場概況:小反発、政府ファンドの銀行株買いなどが支援材料
*17:05JST 18日の中国本土市場概況:小反発、政府ファンドの銀行株買いなどが支援材料
18日の中国本土市場は反発。上海総合指数は前日比3.08ポイント高(+0.14%)の2159.29、深セン成分指数は同66.37ポイント高(+0.79%)の8470.87で取引を終えた。マイナス圏に転じる場面もあったが、その後は買い戻された。
政府系ファンドが中国工商銀行(601398/CH)など国有大手4行の株式を追加で取得したことが好感されたほか、中国人民銀行(中央銀行)が明日19日にも預金準備率を引き下げるとの観測が支援材料。流動性不足などを受けて、国有大手4行が人民銀に対し、預金準備率を引き下げるように圧力をかけていると報じられた。
また、中国が開発したスーパーコンピューター「天河2号」の計算速度が世界一になったことや、中国の有人宇宙船「神舟10号」が中国宇宙ステーションの実験第1号機「天宮1号」とのドッキングに成功したことを受けて、通信や航空技術関連などに買いが継続した。
一方、両市場とも上値の重い展開。リスク資金の撤退加速が流動性不足への懸念を強めた。また、中国の信用バブルが警告されたことも圧迫材料。中国国内では、不動産価格の上昇が継続していることが追加の引き締め懸念を高めた。また、今週20日にはHSBCの中国製造業購買担当者指数(PMI)速報値が発表されるため、様子見ムードも高い。
なお、調査によると、中国本土と香港の株式市場から流出したリスク資金は直近1カ月間で52億米ドル(約4940億円)に上り、世界同時不況が発生した2008年以来の流出ペースを記録したもよう。一方、中国のマクロ経済が安定している上、ほかの新興国に比べて経済規模が大きいため、リスク資金の撤退による影響は限定的だとの見方が多い。《KO》
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