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【編集長の視点】アドバンテッジリスクマネジメントは連続最高純益・増配を見直し安値から大幅に底上げ余地
<銘柄ウオッチ>
アドバンテッジリスクマネジメント<8769>(JQS)は、今年3月につけた年初来高値4万5700円から同安値1万8000円まで突っ込み、2万円台までリバウンドしているが、なお下げ過ぎは歴然である。今3月期業績は、連続した過去最高純利益の更新を予想、配当も連続増配する好実態を誇っており、厚生労働省が、労働安全法を一部改正、メンタルヘルス法制化を図ることに伴い、同社が提供を開始した産業保健スタッフの業務委託サービスも、業績・株価の大きな押し上げ材料と期待されるためだ。
厚労省のメンタルヘルス法制化は、企業に労働者のストレスチェックや希望労働者への医師面談などを義務化するもので、これに先立って同社は、今年2月に産業医や産業保険医の業務を受託するサービスを4月から開始すると発表、株価は、3日連続のストップ高を交えて年初来高値まで2.1倍化した。
同社は、業績も好調に推移している。従来のメンタルヘルス事業にポジティブサイドのアプローチも付加して発展させたメンタリティマネジメント事業の利用者数が約87万8000人に拡大、就業障がい者支援事業でも、GLTD(団体長期障害所得補償保健)の加入者数も約38万人となったことなどが寄与したもので、前3月期業績は、期初予想を上ぶれて着地、純利益は、1億7200万円(前々期比86%増)と3期ぶりに過去最高を更新、配当も、200円(前々期実績100円)と増配幅を拡大した。今期業績も、今年4月に名古屋営業所を開設したことなどから続伸、純利益は、2億2000万円(前期比27%増)と前期の過去最高をさらに上回り、配当も、240円に連続増配を予定している。
株価は、PER15倍台と下げ過ぎを示唆しており、年初来高値からの調整幅の3分の1戻しの2万7233円、半値戻し3万1850円、全値戻しとリバウンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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