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下落、IMFの成長見通し引き下げや経済指標を嫌気
記事提供元:フィスコ
*06:16JST 下落、IMFの成長見通し引き下げや経済指標を嫌気
米国株式相場は下落。ダウ平均は105.90ドル安の15070.18、ナスダックは21.81ポイント安の3423.56で取引を終了した。国際通貨基金(IMF)が米国の2014年経済成長見通しを従来の3%から2.7%へと引き下げたことや、5月鉱工業生産や6月ミシガン大学消費者信頼感指数が相次いで予想を下回ったことで軟調推移となった。セクター別では、不動産や公益事業が上昇する一方で銀行や各種金融が下落した。
ビデオゲーム小売のゲームストップ(GME)は、ソニー(SNE)やマイクロソフト(MSFT)の次世代ゲーム機の発売が業績を後押しするとの見方から上昇。ケーブルテレビのタイム・ワーナー・ケーブル(TWC)は、リバティーメディア(LMCA)による買収観測で買われた。一方で住宅金利の上昇で借換え需要が落ち込むとの見方からバンク・オブ・アメリカ(BAC)やウェルズ・ファーゴ(WFC)が軟調。石炭のウォルター・エナジー(WLT)は市況悪化を理由に、予定していた15.5億ドルの借換えを中止したことを明らかにして急落となった。
来週のFOMC(連邦公開市場委員会)の結果を見極めたいとの思惑から、一旦ポジションを手仕舞う動きが広がったようだ。《KG》
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