6月14日のNY為替概況

2013年6月15日 04:07

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記事提供元:フィスコ


*04:07JST 6月14日のNY為替概況
14日のニューヨーク外為市場でドル・円は、95円33銭まで上昇後、93円98銭へ下落し94円30銭で引けた。予想を上回った米国5月の生産者物価指数(PPI)を受けてドル買いが優勢となり上昇後、予想外に低下した米国6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値を嫌気したドル売りの再開、日経平均先物の下落に連れた円買いやロンドンフィキシングでの円買いが強まり下落した。_NEW_LINE__
ユーロ・ドルは、1.3295ドルまで下落後、1.3350ドルまで反発し1.3340ドルで引けた。米国インフレ指標の上昇を受けたドル買いが一時優勢となったが、米国債券利回りが引き続き低下したことに伴うドル売りが優勢となった。ユーロ・円は、127円02銭から125円20銭へ下落した。株安に連れたリスク回避の円買いが強まった。

ポンド・ドルは、1.5621ドルから1.5704ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9270フランへ上昇後、0.9198フランへ反落した。

[経済指標]・米・5月生産者物価指数(PPI):前月比+0.5%、前年比+1.7%(予想+0.1%、+1.4%、4月-0.7%、+0.6%)
・米・5月コアPPI:前月比+0.1%、前年比+1.7%(予想+0.1%、+1.7%、4月+0.1%、+1.7%)
・米・1-3月期経常収支:-1061億ドル(予想:-1110億ドル、10-12月期:-1023億ドル←-1104億ドル)
・米・4月ネット長期TICフロー:373億ドル売り越し(3月:134億ドル売り越し←135億ドル売り越し)
・米・4月ネットTICフロー合計:127億ドル買い越し(3月:21億ドル買い越し)
・米・5月鉱工業生産指数:前月比+0(予想:+0.2%、4月:- 0.4%←-0.5%)
・米・5月設備稼働率:77.6%(予想:77.8%、4月:77.7%←77.8%)
・米・6月ミシガン大学消費者信頼感指数速報値:82.7(予想:84.5、5月:84.5)《KY》

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