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SQ値は月足の雲上限レベル/後場の投資戦略
記事提供元:フィスコ
[日経平均株価・TOPIX(表)]
日経平均;12788.42;+343.04TOPIX;1065.28;+21.11
[後場の投資戦略]
日経平均はギャップアップで始まったが、シカゴ先物には届かなかった。ただ、買い気配からの上昇でSQ値が相当上で決まるかに思えたが、12668.04円だったことは安心感につながる。この水準は月足の一目均衡表の雲上限レベルであり、これを上回っていれば、異次元緩和後の上昇部分を帳消しにしたとはいえ、直近の12500円処でのボトム形成が意識されてくる。
もっとも、為替相場が円高傾向で推移しており、週末要因もあって次第に様子見ムードが強まりそうである。米国では量的緩和政策の縮小懸念などが燻るなか、来週の米FOMCまでは動きづらいとの見方が増えそうである。そのため、指値状況は薄くなりやすく、先物主導による仕掛け的な売買には注視したいところ。(村瀬智一)《YS》
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