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【編集長の視点】富士機械は東証第1部上場承認で需給好転思惑を強めてストップ高寸前
<銘柄ウオッチ>
富士機械製造 <6134> (名1)は、寄り付きの買い気配から149円高の930円まで買い進まれ、ストップ高にあと1円と迫る急反発をしている。前日13日大引け後に6月20日付けで東証第1部への新規上場を承認されたと発表、上場に際して新株式発行や株式売出しなどの希薄化材料を伴わないことから、上場後の東証株価指数(TOPIX)への算入開始でTOPIX連動型のファンドなどの買い需要が発生すると好需給思惑を強めて買い再燃となっている。
同社は、今3月期業績のV字回復が予想されているなど業績も好調である。前期業績は、同社の電子部品組立機の主要顧客の大手セットメーカ、大手EMS(電子機器受託生産企業)などの設備投資に慎重姿勢が続いていることを要因に2回も下方修正が続いたが、今年4月30日にグループ挙げての生産効率化、経費節減などを要因に一転して上方修正、純利益は、26億9800万円(前々期比68%減)と連続減益率を縮めた。今期は、スマートフォン・タブレット市場が堅調に推移し、大手EMSの設備投資も緩やかに回復するとして増収増益転換、純利益は、43億円(前期比59%増)と予想している。
株価は、昨年12月の株式分割の権利落ち後に落ち後安値689円近辺での底もみを続け、一転した前期業績の上方修正で落ち後高値945円まで4割高したが、全般相場の急落で上昇幅の3分の2押し水準まで調整した。PERは、きょうの株価急伸で21倍台と割安感が縮小するが、PBRはなお0.7倍と下げ過ぎを示唆しており、一段の上値評価が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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