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双日、パプアニューギニアでガス化学事業の調査を実施
位置図(画像:双日)[写真拡大]
双日は12日、パプアニューギニア政府と、同国において産出されるガスを利用したガス化学事業の検討をするための覚書に調印したと発表した。
パプアニューギニアは南太平洋にあるニューギニア島の東半分及び周辺の島々からなり、天然資源に恵まれている。また、地理的にもアジア諸国へのアクセスに恵まれている。同国政府はこの豊富な資源を活用し、国内産業の発展、雇用機会の創出を図るべく、ガス化学事業の開発を希望している。ガス化学事業は、同国にて採掘される年間660万トンの天然ガスの一部が使用の対象となる予定。
双日は、ガス化学事業に関してさまざまな事業を手掛けており、天然ガスを原料とするメタノールについては、トレーディング・マーケティングのみならず、インドネシアのKMI社(PT. Kaltim Methanol Industri)に85%を出資し、自らメタノールの製造オペレーションを15年以上行ってきた実績がある。双日は、今回のプロジェクトの調査を開始すると共に、同国の化学産業の発展に寄与できると期待している。
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