今週の日本株見通し:調整一巡感や米量的緩和策縮小懸念後退でリバウンドへ

2013年6月10日 07:11

印刷

記事提供元:フィスコ


*07:11JST 今週の日本株見通し:調整一巡感や米量的緩和策縮小懸念後退でリバウンドへ

日銀の異次元緩和策発表時の水準まで株価が調整したことで、短期的な下げ過ぎ感も台頭する状況といえよう。米雇用統計を受けて量的緩和策縮小に対する過度な警戒感も後退、週末の米国市場は大幅上昇となっており、今週は日本株にもリバウンド期待が高まる可能性は高いだろう。週末にはメジャーSQを控え、不安定な相場動向は続く可能性も残るが、SQ通過後は先物需給に対する安心感も強まることになり、押し目買いを探る動きも強まっていこう。

今週は、日銀決定会合、成長戦略などの閣議決定が予定されており、改めて政策期待などが高まりやすいタイミングともいえる。不動産やノンバンクなど、先週末に持ち直している金融緩和メリット銘柄のほか、含み資産やインフラ関連、さらに、成長戦略でビジネスチャンスの拡大が期待される銘柄群に、再度見直しの動きが強まる余地は大きいと考える。設備投資関連も政策期待が再燃だが、工作機械受注や機械受注などの発表が支援材料になる可能性なども考慮したい。

今週は、米アップルが世界開発者会議を開催、ゲーム見本市E3の開催も予定されている。関連銘柄の刺激材料になるか注目。一方、12日にはスプリントの臨時株主総会が予定されており、ソフトバンク<9984>などは神経質な展開となる可能性も。マザーズ市場ではペプチドリームが11日に上場予定、バイオ関連株の刺激材料となるか関心も高めたい。
《FA》

関連記事