日経平均は100円超の上昇でスタート、米国株の乱高下の影響は限定的/寄り付き概況

2013年5月23日 10:25

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記事提供元:フィスコ

日経平均;15739.98;+112.72

TOPIX;1279.49;+3.46

[寄り付き概況]

 日経平均は続伸で始まった。22日の米国市場はバーナンキFRB議長証言などを受けて乱高下しており、シカゴ先物についてもNY時間の高値15995円、安値15565円、清算値は15640円だった。この清算値にサヤ寄せする格好からのスタートになるかにみえたが、これを上放れる格好で始まった。米国の乱高下の影響は限定的となり、一方で円相場が1ドル103円台に乗せ、その後もじりじりと円安に振れていることが買い安心感に。セクターでは、空運、海運、鉄鋼、精密機器、パルプ・紙、保険、電気機器、情報・通信などが上昇。一方で、不動産、その他金融、銀行、証券などが小安く始まっている。規模別指数は大型株指数のみがプラス。売買代金上位では、ソニー<6758>、キヤノン<7751>、シャープ<6753>、ファーストリテイリング<9983>、ホンダ<7267>、ソフトバンク<9984>、三井物産<8031>、ファナック<6954>などが堅調。半面、三菱自<7211>、三井住友<8316>などが冴えない。

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