+2σに沿ったトレンドが継続/日経225・本日の想定レンジ

2013年5月23日 10:11

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記事提供元:フィスコ

[本日の想定レンジ]

 22日のNY市場は下落。バーナンキFRB議長が議会証言で早期縮小や量的緩和自体の終了には慎重な姿勢を示したことでダウ平均株価は一時150ドル高となる場面もあった。しかし質疑応答になって量的緩和の年内縮小の可能性に言及したほか、午後になって前回のFOMC(連邦公開市場委員会)議事録が公開され、数人の委員が次回6月の会合で資産買い入れ縮小を提案したことが明らかになると、急落する展開となった。ダウ平均は80.41ドル安の15307.17、ナスダックは38.82ポイント安の3463.30。

 この値動きに引きずられる形でシカゴ日経225先物についても、一時15995円まで急伸した後に15565円まで急落、清算値は大証比30円安の15640円に。大証のナイトセッションでは一時16000円を付けている。

 もっとも、ギャップ・アップで16000円台に乗せるよりは、落ち着いたスタートとなることにより、買い遅れている向きにとっては押し目買いの好機といったところである。米国の出口戦略など、引き締め策への警戒が強まりやすいが、日銀は物価上昇率2%までは緩和策を続けるわけであり、日本については景気回復の確度が高まるにつれて上昇基調が強まりやすいだろう。利食い優勢のスタートとなろうが、その後は底堅い展開から上値を意識したトレンド形成が期待される。

 ボリンジャーバンドの+2σは前日に15700円辺りまで上昇しているが、これが16000円に近づいてくる。+2σに沿ったトレンドが継続するなか、15650-15950円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 15950円-下限 15650円

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