【株式評論家の視点】パンチ工業は海外展開の成長を取り込む、投資指標も絶対的割安

2013年5月22日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  パンチ工業<6165>(東2)が出直り態勢を固めつつある。前2013年3月期の売上げは250億4100万円と、前々期比5.2%増を確保した。ただ、製品構成の変化等による原価率の上昇がネックになり、営業利益は7億700万円と同25.2%の減少となった。これが響き5月16日には505円の安値へダメ押しを余儀なくされた。

  今2014年3月期は売上げが265億4200万円と前期比6%増、営業利益が9億1700万円と増収増益決算となる見込み。悪材料を吸収し終えた後で、株価は今後こうした明るさを積極的に取り込んでいく方向が予想される。

  同社は主にプラスチック金型やプレス金型用の部品の製造・販売事業を行なっている。金型は、製品を早く均一に大量に作るための金属で出来た型。自動車、スマートフォン、ボールペン、パソコン、デジタルカメラ、電子部品の生産などで使用されている。国内は自動車が米国およびアジア向けの輸出が好調なほか、スマホやタブレット関連が順調。中国市場も日本と同様に自動車、スマホ・タブレットが売上げを伸ばしている。

  金型部品業界でトップブランドを確立した国内での強さを武器に、1990年に中国大連に製造拠点を設立するなど、同業他社に先駆けて海外展開に踏み込んだ。なお、近年は海外の金型需要は新興国へシフトしている。特に急激に市場が伸びているのがインドで、2位が中国、その後東南アジア韓国などと続く。そのため、インドでは子会社を設立し販売を開始しているほか、マレーシアでは地元の有力企パンサー社と資本業務提携を行い、業務を促進している。

  PERは7.0倍に過ぎないし、PBRも0.8倍の低水準。配当利回りも2.9%に達するなど、株価は絶対的な割安水準にある。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

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