【株価診断】アルコニックス急伸、本領発揮へ、好展望の中期経営計画、5000円相場へ

2013年5月20日 14:35

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  アルコニックス <3036> の20日(月)株価は81円高の2091円と前週末の105円高に続いて大きく買われた。3月25日の年初来高値2180円に対し9.5合目の水準となっている。

  とくに、権利修正チャートでは2007年7月に5275円の高値をつけ大活躍した。中国のレアアース、レアメタル輸出禁止による資源人気だった。その後、2009年から現在まで1000~2500円の大きいモミ合いで推移している。

  資源価格高騰で売上は2012年3月期に2207億300万円を記録、営業利益も同期に46億8700万円の最高を記録した。そして、前3月期(2013年3月期)は、レアアメタル、レアアースの市況下落と欧州、中国経済減速の影響で2ケタ減収減益だった。

  ここに来て、株価が反発に転じてきたのは、去る、5月17日に中期経営計画を発表、2016年3月期に経常利益50億円以上の見通しを明らかにしたことがある。経常利益は2012年3月期の44億9300万円がピークで前期は28億9200万円(前期比35.7%減少)とダウン。しかし、M&Aの推進、電子・機能材分野の強化、基盤となるアルミ・銅取引の維持拡大などによって2016年3月期には経常利益最高を目指している。とくに、米国ユニバーティカルを連結子会社化したことが注目されている。自動車、エレクトロニクス向けメッキ製造会社を買収したことで巨大市場である北米、中国市場への展開が期待される。

  今3月期は16.5%増収、営業利益9.5%増益、経常利益14.1%増益、1株利益354.0円の見通し。配当は年60円継続の予定。

  配当利回りは約2.9%、PERは5.9倍と、とくにPERでの割安が目立つ。内外景気の好転は同社事業に追い風で、月足チャートでのモミ合い上放れから5000円相場を目指すものとみられる。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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