【アナリストの眼】ノアはLED照明、太陽光発電関連のテーマ性、株価はボックス放れ接近の展開

2013年5月20日 09:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

 LED照明機器商社のノア<3383>(名セ)は、LED照明関連や太陽光発電関連のテーマ性が支援材料である。株価はボックスレンジから上放れのタイミングが接近しているようだ。

 主力のLED照明機器事業では、得意とする高所照明市場で街路灯や防犯灯など官公庁入札案件への取り組みを強化している。また環境商材の拡充に向けて太陽光パネルの販売も強化している。

 今期(13年6月期)業績(非連結)見通しは2月13日に減額修正して、売上高が前期比32.2%減の10億89百万円、営業利益が同76.6%減の14百万円、経常利益が同80.1%減の12百万円、純利益が同13.2%減の35百万円としている。LED照明機器は大口案件の導入中止などによって受注が伸び悩み、太陽光パネルの寄与も第4四半期(13年4月~6月)に遅れる模様だ。

 5月14日発表の第3四半期累計(12年7月~13年3月)業績は、前年同期比84.0%減収で、営業利益、経常利益、純利益は赤字だった。このため通期見通し再減額の可能性に注意が必要だが、来期(14年6月期)については、代理店との連携強化などで官公庁入札案件など受注拡大が期待されるだろう。

 株価の動きを見ると、12年秋以降は概ね安値圏の2600円~3200円近辺でのボックス展開が続いている。ただし足元ではレンジ下限を2900円近辺に切り上げている。第3四半期業績発表翌日の5月15日も2990円まで調整する場面があったが、終値では3060円まで戻した。今期業績見通しの再減額懸念を織り込み、来期の業績改善を期待する動きだろう。下値固めが完了してレンジ上放れのタイミングが接近しているようだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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