日経平均は反発、不動産や政策関連株を中心に押し目買い優勢/相場概況

2013年5月17日 15:17

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記事提供元:フィスコ

 日経平均は反発。昨晩の米国株安を受けて、コア銘柄を中心に利益確定売りが先行した。ただし、長期金利の上昇一服を背景に直近で下落の大きかった不動産株のほか、成長戦略第2弾の発表を控えて政策関連株などが押し目買い優勢に。

 大引けの日経平均は前日比100.88円高の15138.12円となった。東証1部の売買高は44億519万株、売買代金は3兆4018億円。業種別では、その他金融や不動産、建設、海運、ガラス・土石、証券、保険、非鉄金属、化学など堅調。一方、食料品や銀行、電気・ガスなどが下落した。

 個別では、三井不<8801>や三菱地所<8802>、住友不<8830>など大手不動産株が反発。また、オリックス<8591>や三菱UFJリース<8593>などリース関連株のほか、日農薬<4997>や井関農<6310>など農業関連株の上昇が目立っていた。一方、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクが軟調。また、ソニー<6758>やシャープ<6753>なども売り優勢となった。

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