日経平均は15000円台を回復、円安や米国株高で主要銘柄を中心に買い/寄り付き概況

2013年5月15日 10:12

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記事提供元:フィスコ

日経平均;14962.34;+203.92

TOPIX;1246.00;+15.20

[寄り付き概況]

 日経平均は大幅に反発して始まり、その後は節目の15000円台に乗せてきている。14日の米国市場は上昇、シカゴ225先物は大証比265円高の15065円だった。この流れを引き継ぐ格好で主要銘柄を中心に買いが先行し、ギャップ・アップに。為替市場ではドル・円が102円台に突入。安倍首相が17日に発表する成長戦略の第2弾への思惑を受けて円安が進行している。14日の東京市場では主力の輸出関連や金融関連への利食いの動きがみられていたが、本日は軒並み上昇して始まっている。セクターでは、保険、電気機器、証券、その他製品、ガラス・土石、繊維、輸送用機器、非鉄金属が強い。一方で、パルプ・紙、建設、サービス、石油・石炭、不動産などが小安く始まっている。売買代金上位では、東電<9501>が大幅に続伸。ソニー<6758>は主要株主のファンドが分社化を提案したことを受けて10%超の上昇に。そのほか、メガバンクやソフトバンク<9984>、ホンダ<7267>、第一生命<8750>などが強い値動きをみせている。一方、シャープ<6753>、アイフル<8515>、DeNA<2432>、ドワンゴ<3715>、三菱地所<8802>などは売りが先行している。

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