【編集長の視点】東京海上HDは業績再上方修正で市場予想を上回り高値を射程圏

2013年5月8日 10:22

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  東京海上ホールディングス <8766> は、105円高の3210円と続急伸し、4月11日につけた年初来高値3300円を射程圏に捉えている。前日7日大引け後に今年2月に続き前2013年3月期業績の2回目の上方修正を発表、純利益が、V字回復をより鮮明化して市場コンセンサスを上回ることからディフェンシブ関連の割安株買いが増勢となっている。前日の米国市場で同社ADR(預託証券)が、東京市場の終値に対して66円高(円換算値)で引けて返ってきたことも、フォローの材料視されている。

  前期業績は、経常利益を2月の上方修正値より370億円、純利益を190億円それぞれ引き上げ、純利益は、1290億円(前々期比21.4倍)と大きく増益転換し、市場コンセンサスを約180億円上回る。経常収益が、連結子会社の東京海上日動フィナンシャル生命保険の国内株式市況回復による特別勘定資産運用益の大幅増加で前々期(2012年3月期)実績に対して4410億1600万円増加し、利益は、海外保険会社の業績回復と国内株式市況回復に伴う資産運用益の改善の寄与により再上方修正された。

  株価は、昨年11月の前期業績の下方修正では「アベノミクス」相場発進から悪材料織り込み済みとして2000円台をキープ、今年2月の一転した前期業績の上方修正では年初来高値まで600円高、3分の1押し水準でもみ合っていた。PER19倍台の割安修正で高値抜けから2008年10月以来の4000円大台回復も意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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