【アナリストの眼】クリーク・アンド・リバー社株価は上放れの機が熟す、好業績を評価へ

2013年5月8日 09:21

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  クリエイティブ分野のエージェンシー事業を主力とするクリーク・アンド・リバー社 <4763> (JQS)に注目したい。株価は高値圏でボックス展開だが、日柄整理が完了して上放れのタイミングが接近しているようだ。

  今期(14年2月期)連結業績見通しについては売上高が前期比5.3%増の200億円、営業利益が同14.7%増の12億円、経常利益が同10.2%増の12億円、純利益が同16.7%増の5億50百万円としている。主力のクリエイティブ分野は国内でテレビ番組制作・SNSゲーム開発関連、韓国でテレビ番組制作関連が好調であり、医療・IT・法曹・会計分野のエージェンシー事業、電子書籍・自社開発ソーシャルアプリ配信事業なども順調に拡大して寄与する見込みだ。

  プロフェッショナルに対するニーズは堅調であり、新分野として建築関連やファッション関連のエージェンシー事業、新規事業としてアジアでの出版エージェンシー事業なども積極展開する方針だ。中期的な収益拡大が期待されるだろう。

  株価の動き(3月1日付で1株を100株に分割)を見ると、12年11月以降は戻り高値圏400円~550円近辺でのボックス展開が続いている。4月1日には539円まで上昇したが、1月高値544円を抜けずに一旦反落した。ただし足元では徐々に水準を切り上げている。今期好業績を再評価する動きを強めているようだ。

  5月2日の終値479円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS25円55銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間4円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS173円48銭で算出)は2.8倍近辺である。

 週足チャートで見ると、26週移動平均線が追い付いて徐々に水準を切り上げている。サポートラインを確認した形であり、日柄整理が完了してレンジ上放れのタイミングが接近しているようだ。電子書籍関連人気がやや下火になったが、レンジ上放れて一段高の可能性もあるだろう。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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