【アナリストの眼】ネット活用不動産情報のネクストは海外にも事業展開、今期も業績伸長へ、株価は長い下ヒゲで底入れ

2013年5月2日 09:18

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  インターネットを活用した不動産情報サービスのネクスト <2120> に注目したい。株価は2月高値から反落したが、短期調整が一巡して出直り態勢のようだ。好業績を評価して上値を試す展開が期待されるだろう。

  インターネットを活用した不動産情報サービスを主力として、47都道府県全てをカバーする総掲載物件数NO.1の不動産・住宅情報サイト「HOME‘S(ホームズ)」を運営し、海外はタイやインドネシアへの事業展開を進めている。

  前期(13年3月期)連結業績は、2月12日に増額修正を発表して大幅増収増益の模様だ。なお4月2日に、中国での事業に関して収益化の目途がたたないとして、持分法適用関連会社の中国NPM社の清算と前期における特別損失計上(金額は精査中)を発表している。ただし新規会員獲得強化と掲載物件数増加、そして知名度向上のための広告宣伝などの効果で、利用者数・問い合わせ数が増加基調の模様であり、今期(14年3月期)も好業績が期待されるだろう。前期の決算発表は5月14日の予定である。

  株価の動きを見ると、2月21日の高値1219円から一旦反落して、4月2日に816円まで調整する場面があったが、足元では1000円台を回復して4月26日には1072円まで戻す場面があった。短期調整が一巡して出直り態勢のようだ。5月1日の終値1044円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPS38円29銭で算出)は27倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想の年間5円70銭で算出)は0.6%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPS451円95銭で算出)は2.3倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、強基調へ回帰する動きを強めている。また週足チャートで見ると、4月2日の急落を26週移動平均線が支える形となって長い下ヒゲを付け、サポートラインの13週移動平均線を回復している。今期業績に対する期待感で高値圏へ回帰して、2月高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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