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【アナリストの眼】プリント配線板の京写、今期は2ケタの増収増益、景気好転に円安効果、PER5倍台で割安顕著
<業績&株価分析>
プリント配線板の京写<6837>(JQS)は4月30日、前期(13年3月期)連結業績と今期(14年3月期)見通しを発表した。決算発表翌日5月1日の株価はやや軟調だったが、目先的な売り一巡後は収益改善に対する評価が強まるだろう。
生産量世界首位の片面プリント配線板と両面プリント配線板を柱として、実装関連事業も展開している。前期連結業績は売上高が前々期比7.3%減、営業利益が同22.7%減、経常利益が同17.0%減、純利益が同48.5%減だった。主力のプリント配線板は片面配線版が同9.7%減収、両面配線版が同1.2%増収だった。自動車関連や事務機器関連は堅調だったが、映像関連、家電製品関連、アミューズメント関連が低調だった。実装事業も低調だった模様である。純利益については固定資産減損損失の計上なども影響した。
今期の見通しは、売上高が前期比10.1%増の165億円、営業利益が同35.5%増の7億50百万円、経常利益が同5.9%増の7億円、純利益が同58.0%増の5億円としている。自動車関連は引き続き堅調に推移し、前期低調だった映像関連や家電関連の需要も、景気回復や円安進行などを追い風として上向くことが期待されるだろう。純利益については減損など一時的損失の一巡も寄与する。
株価の動きを見ると3月以降は概ね200円を挟むレンジで推移したが、4月25日に2月4日以来となる210円まで上値を伸ばすなど、足元では徐々に水準を切り上げている。5月1日の終値202円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS34円88銭で算出)は5~6倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は2.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS266円28銭で算出)は0.8倍近辺である。
日足チャートで見ると、25日移動平均線を回復して調整一巡感を強めている。また週足チャートで見ると、26週移動平均線近辺から反発してサポートラインを確認した形のようだ。調整が一巡して出直り態勢だろう。指標面には割安感があり、今期好業績見通しを評価して2月の高値圏へ回帰する動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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