【編集長の視点】大平洋金は業績再上方修正に再増配が加わり高値を射程圏

2013年5月1日 10:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  大平洋金属 <5541> は、36円高の525円と3営業日ぶりに急反発し、2月5日につけた年初来高値560円を射程圏に捉えている。前日30日大引け後に、今年5月10日の3月期決算の発表に先立って、前2013年3月期の2回目の上方修正と期末配当の再増配を発表、売り方の買い戻しを交えて資源関連の値ごろ株買いが再燃している。

  前期業績は、昨年8月、10月と2回下方修正したものを、今年2月に一転して上方修正したが、今回は、この上方修正値をさらにアップさせた。売り上げを16億8900万円、経常利益を14億600万円、純利益を10億4300万円それぞれ引き上げ、純利益は、21億2600万円(前々期比80%増)と増益転換率を拡大する。同社のニッケルの販売価格に適用される3月期通期LMEニッケル価格が、前回増額時の8.19ドルから8.24ドルに高まり、適用為替レートも、1ドル=80.50円から82.01円と円安となったことが再上方修正要因となった。期末配当は、昨年8月の無配転落予想から、今年2月に2円に引き上げたが、今回は、さらに4円(前々期実績2円)に増配する。

  なお今2014年3月期業績も、今年3月28日に発表した中期経営計画で続伸を予想、純利益は43億8200万円を目標値としているだけに、5月10日の決算発表はより注目されよう。

  株価は、今年2月の業績上方修正・増配で年初来高値をつけ、500円台出没の高値もみ合いを続けてきた。投資採算的には割高だが、信用倍率は1.81倍と大取組となっており、好需給思惑を強めて高値抜けに弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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