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【アナリストの眼】FPGはタックス・リース・アレンジメント事業好調、30日に第2四半期決算発表、急騰の過熱感薄れる
<業績&株価分析>
オペレーティング・リースをアレンジメントするFPG <7148> に注目したい。株価は好業績や金融緩和メリットを支援材料に水準を大幅に切り上げた。目先的な過熱感が解消されて動意のタイミングが接近しているようだ。なお第2四半期累計(12年10月~13年3月)の業績発表は4月30日の予定である。
子会社(SPC)が運営するオペレーティング・リース事業の組成・販売・管理を行うタックス・リース・アレンジメント事業を展開し、SPCからの手数料収入が収益柱である。主に航空機・船舶・海上輸送用コンテナなどの大型輸送設備を対象としている。また事業領域拡大に向けて、3月1日付で旧フィンテックグローバル証券(現FPG証券)を100%子会社化して証券業に進出し、4月8日には不動産小口化商品の販売を主とする不動産関連事業への進出と子会社FPGリアルエステートの設立を発表している。
今期(13年9月期)業績見通しに関しては4月8日に、個別ベースの第2四半期累計業績の増額修正と、連結ベースの通期見通しを発表した。第2四半期累計の増額は下期販売予定分の一部を前倒ししたことが主因で、通期見通しは据え置いた。また連結ベースの通期見通しは売上高が33億64百万円、営業利益が16億21百万円、経常利益が14億69百万円、純利益が8億53百万円で、個別ベースの通期見通しと同額としている。FPG証券は証券業開始のための準備で人件費が先行するため60百万円の営業赤字となる模様だ。タックス・リース・アレンジメント事業の需要は高水準であり、案件組成が順調に推移すれば通期増額の可能性が高いだろう。
株価の動きを見ると水準を大幅に切り上げて、第2四半期累計の増額修正なども好感する形で4月9日には4580円まで上値を伸ばした。その後は目先的な過熱感を強めたため上げ一服の形だが高値圏で堅調に推移している。4月25日の終値4010円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS100円66銭で算出)は40倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間37円で算出)は0.9%近辺、実績PBR(個別の前期実績BPSに公募増資分を考慮した300円05銭で算出)は13倍近辺である。
週足チャートで見ると過熱感を残しているが、日足チャートで見るとサポートラインの25日移動平均線が追い付いて過熱感が解消されている。動意のタイミングが接近しているようだ。今期好業績見通しや増額の可能性、金融緩和メリットなどを支援材料として上値追いの展開が期待されるだろう(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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