【アナリストの眼】テクマトリックスは次世代ファイアウォール製品、クラウドサービス好調、5月10日の決算発表に期待、株価調整一巡感

2013年4月26日 09:29

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  情報サービスのテクマトリックス <3762> (東2)に注目したい。株価は急騰後の反動もあって3月の高値圏から反落したが、足元では調整一巡感を強めている。好業績を評価して高値を試す動きを強めそうだ。

  ハードウェアを販売する情報基盤事業とクラウドサービスを提供するアプリケーション・サービス事業を展開している。前期(13年3月期)連結業績は増収増益の模様だ。情報基盤事業では、サイバー攻撃に対応した次世代ファイアウォール製品やセキュリティ関連製品が好調な模様である。保守・運用・監視というストック型ビジネスの強化も奏功している模様だ。今期(14年3月期)も、主力の情報基盤事業でセキュリティ関連の好調が予想され、アプリケーション・サービス事業も医療分野などへの事業展開が期待されるだろう。なお前期の決算発表は5月10日の予定である。

  株価の動き(4月1日付で1株を200株に株式分割)を見ると、3月1日に高値844円を付けた後に上げ一服の展開となった。3月22日に835円まで上昇する場面があったが、高値を抜けずに反落して4月2日には595円まで調整する場面があった。ただし足元では710円~740円近辺に戻して調整一巡感を強めている。好業績を再評価する動きだろう。4月25日の終値721円を指標面で見ると、前期推定連結PER(会社予想の連結EPSに株式分割を考慮した41円41銭で算出)は17~18倍近辺、前期推定配当利回り(会社予想に株式分割を考慮した年間12円50銭で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前々期実績の連結BPSに株式分割を考慮した419円66銭で算出)は1.7倍近辺である。

  日足チャートで見ると一旦割り込んだ25日移動平均線を回復し、週足チャートで見ると13週移動平均線近辺から反発している。サポートラインを確認して強基調に回帰する形だろう。好業績を評価して3月の高値を試す動きを強めそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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