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鈴木は反落も東証1部指定替え思惑と好決算評価が相乗し高値再トライへ
<銘柄ウオッチ>
鈴木 <6785> (東2)は、18円安の948円と変わらずを挟んで9営業日ぶりに反落している。前日15日に高値引けして東証第2部上場来高値966円をつけただけに、きょう16日は、前日の米国市場でNYダウが、209ドル安と急反落したことが響いて利益確定売りが先行している。ただこの下値は、当たり屋レポートとして注目を浴びているみずほ証券リサーチ&コンサルティングの東証1部指定替え候補銘柄の投資レポートで、同社株が有力株の一角に取り上げられていることから、指定替えに際して需給好転思惑を高める展開も想定されるもので、今6月期業績が大幅増益転換を予想されていることも合わせて割安株買い妙味を示唆している。
同社は、昨年5月21日にジャスダック市場(スタンダード)から東証第2部に新規上場されたが、この上場から1年間を経過すると指定替え基準をクリアしていれば東証1部指定替えの条件を充足することになる。みずほ証券リサーチ&コンサルティングの今年3月4日付けの投資分析レポートでは、今年6月末までに1周年を迎える指定替え候補銘柄として15銘柄を抽出、そのなかに同社株が含まれた。同レポートで取り上げられた15銘柄のうちすでに5銘柄が、1部指定替えを実現しているだけに、同社株にも関連思惑が高まっている。
同社は、業績も好調に推移している。今6月期業績は、連続増収・増益転換、純利益は、5億400万円(前期比45%増)と予想しているが、今年2月8日に発表した今期第2四半期(2Q)累計業績も、純利益は2億円(前年同期比43%増)と増益転換して着地した。スマートフォン、タブレット型端末の市場拡大でコネクタ用部品の需要が伸び、自動車向けのカーエレクトロニクス関連の電子部品も堅調に推移したことなどが要因となった。
株価は、東証2部上場時の645円高値から立会外分売(分売価格573円)などを嫌って同安値531円まで調整し、好決算評価の下げ過ぎ訂正でリバウンド、東証1部指定替え思惑も相乗して高値追いに拍車をかけた。PERは11倍台、PBR0.5倍と割安であり、上値挑戦が続こう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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