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【アナリストの眼】鋼製物置の稲葉製作所は2回目の増額修正など好業績見通し、株価は低PBRも支援材料に上昇トレンド継続
<業績&株価分析>
鋼製物置とオフィス家具の稲葉製作所 <3421> に注目したい。今期(13年7月期)業績見通しを評価して、株価は上値追いの展開が期待されるだろう。
今期の連結業績見通しは3月4日に2回目の増額修正を発表して、売上高が前期比2.7%増の292億円、営業利益が同90.2%増の14億80百万円、経常利益が同69.1%増の16億40百万円、純利益が同2.7倍の9億10百万円としている。また3月15日発表の第2四半期累計(12年8月~13年1月期)は前年同期比5.5%増収で、営業利益は6億54百万円の黒字化(前年同期は84百万円の赤字)と好調だった。鋼製物置は復興関連や防災関連、オフィス家具は首都圏での企業の移転関連などが追い風となって需要が高水準に推移し、新製品投入効果、コスト削減効果、さらに鋼材価格の低位安定などもプラス要因となっている。
なお2月28日に固定資産(土地・建物)譲渡を発表しており、来期(14年7月期)に譲渡益6億55百万円を計上する予定としている。
株価の動きを見ると、好業績見通しを評価する形で水準を切り上げている。3月29日には1255円まで上値を伸ばして08年8月の1200円を突破した。4月2日の取引時間中には市場の地合い悪化の影響を受けて1145円を付ける場面があったが、終値では1200円に戻して強さを見せている。4月3日の終値1218円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS53円58銭で算出)は22~23倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間16円で算出)は1.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1879円07銭で算出)は0.6倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線をサポートラインとして確認した形であり、上昇トレンドに変化はないだろう。今期好業績見通しに加えて指標面での低PBRも支援材料だろう。上値追いの展開が期待され、08年2月の1560円も視野に入りそうだ。(本紙シニアアナリスト・水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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