【狙い場・買い場】エフティコミュニケーションズはLED好調等で3度目の増額も

2013年3月15日 10:03

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

 エフティコミュニケーションズ<2763>(JQS)に注目したい。ビジネスホン・OA機器、プリンタ消耗品、LED照明機器などの販売を主力としている。今期(13年3月期)業績に3度目の増額修正の可能性があり、株価は上値追いの展開が期待されそうだ。

 今期連結業績見通しは、10月1日に2度目の増額修正を発表して売上高が前期比1.3%増の450億円、営業利益が同2.2倍の27億円、経常利益が同93.6%増の27億円、純利益が同59.5%増の14.4億円としている。法人向けビジネスホン・OA機器の販売や保守サービスが好調であり、LED照明機器の増収や原価低減効果も寄与する模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(4~12月期)の進捗率は、売上高が74.8%、営業利益が90.2%、経常利益が93.0%、純利益が90.0%と高水準であり、利益は3度目の増額修正の可能性が高いだろう。

 法人向けビジネスホン・OA機器保守サービスなど、好採算のストック型収益の積み上げを重点戦略としている。さらにグリムス<3150>と合弁で設立したGFライテック(持分法適用会社)などLED照明器具の拡販も寄与するため、来期(14年3月期)の一段の収益拡大が期待されるだろう。

 2月12日に主要株主である光通信<9435>が、資本・業務提携の強化を目的とするTOB(買付価格12万8400円、買付期間2月13日~3月21日、買付予定数の上限1万5600株)を発表し、同日TOBに賛同の意見を表明している。なおTOB成立後も上場は維持される。

 株価の動きを見ると、昨年10月を起点として水準を切り上げる展開が続いている。光通信によるTOB発表翌日の2月13日には12万3000円まで上昇した。その後は上げ一服の展開だったが、高値圏の概ね11万円台半ばで堅調に推移し、3月14日には2月13日の高値に接近して再動意の形となった。TOBの買付価格を睨みながら、今期好業績見通しを評価する動きのようだ。3月14日の終値12万2700円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS1万2878円99銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間2000円で算出)は1.6%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS3万9621円35銭で算出)は3.1倍近辺である。

 足元は高値圏でややモミ合う展開だが、日足チャートで見るとサポートラインの25日移動平均線が接近して、再動意のタイミングのようだ。週足チャートで見ても13週移動平均線がサポートラインの形だろう。指標面に割高感はなく、今期3回目の増額の可能性などで上値追いの展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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