【狙い場・買い場】株価底打ちのフォーカスシステムズ、今期黒字転換で来期に期待

2013年3月13日 09:43

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  システム開発のフォーカスシステムズ <4662> (JQS)の株価は調整局面だが、足元では下値を確認して調整一巡感を強めている。今期(13年3月期)の営業黒字化見通しを再評価して出直りの可能性があるだろう。

  今期業績(非連結)見通しは売上高が前期比0.8%増の120億円、営業利益が3億70百万円(前期は47百万円の赤字)、経常利益が3億20百万円(同58百万円の赤字)、純利益が同40.6%減の90百万円としている。純利益については役員退職慰労金の計上が影響するが、民間関連の受注が堅調でセキュリティ関連の引き合いも増加している模様だ。通期予想に対する第3四半期累計(4~12月期)の営業利益進捗率は33.8%にとどまっているが、営業利益を四半期別にみると第1四半期(4~6月期)の1億71百万円の赤字に対して、第2四半期(7~9月期)は1億41百万円の黒字、第3四半期(10~12月期)は1億55百万円の黒字に改善している。来期(14年3月期)の収益改善も期待されそうだ。

  なお12年8月10日および12月27日に発表した自己株式取得(取得株式総数上限20万株、取得価額上限1億円、取得期間12年8月13日~13年3月31日)については、13年2月28日時点で累計取得株式数が14万2700株、取得総額が8990万1100円となっている。

  株価の動きを見ると、12年12月12日の高値679円から反落してやや軟調展開となり3月7日の552円まで調整した。ただし足元では590円近辺まで戻している。下値を確認して今期の営業黒字化見通しを再評価する動きだろう。3月12日の終値588円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS12円63銭で算出)は47倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は1.70%近辺、実績PBR(前期実績のBPS821円66銭で算出)は0.7倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面が続いている。ただし3月7日の直近安値552円が12年8月の安値552円を割り込まなかったことで、下値を確認した可能性がありそうだ。今期営業黒字化して来期の収益改善も期待されるだけに、短期調整が一巡して出直りの可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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