【編集長の視点】デジタルハーツ高値更新から800円早い、優待制度拡充と新事業開始

2013年2月25日 10:37

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  デジタルハーツ<3620>(東1)は、13円高の700円と反発し、今年2月につけた昨年9月末割り当ての株式分割権利落ち後の安値647円から底上げを鮮明化している。今年2月1日に株主優待制度の拡充、8日に新事業開始と相次いで好材料を発表、同様の好材料が続いた昨年10月は740円まで買い進まれたことを連想し、下げ過ぎ訂正買いが再燃している。

 株主優待制度は、昨年9月4日に新設を発表、100株以上保有する株主に一律にお米券(2キログラム分)を年一回配布することとした。これを今年2月には配布量をさらに6キログラム分に増量、拡充することを発表した。

  一方、新事業は、昨年8月にソフトウェア不具合検証保証サービスの開始を発表、順調に顧客企業の信頼を獲得しているが、今年2月には新たに「デジタルハーツ・クリエイターズ・ネットワーク事業」の開始を発表した。このところイラストレーター、シナリオライター、声優などでゲーム素材関連のクリエイターの志望者が増加傾向にあり、この経歴の浅いクリエイター向けに技術力の向上を実現するとともに、ゲームメーカーのコンテンツ素材制作の人員不足の解消も図ることを目的としており、これまで同社がゲーム業界で培ってきた顧客リレーションを活かしクリエイターとゲームメーカーの橋渡しをする。

  株価は、2月1日に発表した今3月期第3四半期業績がやや伸び悩んだものの、3月通期業績は昨年11月の上方修正値を据え置き、純利益を5億9600万円(前期比35%増)と連続の過去最高更新とし、同時に株主優待制度拡充を発表したことを好感して株式分割後高値753円をつけ、そのあと新サービス開始を発表したが、全般相場が高値波乱となったことも響いて分割権利落ち後安値まで調整、底上げを鮮明化している。PERは、13倍。権利修正チャートでは、2月の753円を抜くと800円台乗せは早そうである(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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