【株式市場】日経平均は小動きだが好決算銘柄や材料株は活況で農業関連が高い

2013年2月19日 11:58

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■東証1部銘柄は70%が高い

  19日前場の東京株式市場は、円相場が小動きのため、好決算銘柄や材料株を個別物色。

  好決算のブリヂストン <5108> が高値に進み、安倍首相が農業を成長分野と位置づける方針を示したことを材料に農業関連株が一斉高となり、井関農機 <6310> やベルグアース <1383> (JQS)などが急伸。また、米アマゾン・ドット・コムの昨年の日本での売上高が2割近く増加と伝えられ、電子書籍や電子決済関連株が注目された。シャープ <6753> やダイキン工業 <6367> は中国の大気汚染物質「PM2.5」を材料に高い。日経平均は小動きのまま小反落となり、前引けは1万1395円16銭(12円71銭安)。

  東証1部の出来高概算は15億1337万株、売買代金は8833億円。1部上場1699銘柄のうち、値上がり銘柄数は1181銘柄、値下がり銘柄数は399銘柄。

  東証33業種別指数は27業種が値上がりし、値上がり率上位の業種は、ゴム製品、石油・石炭、海運、鉄鋼、建設、など。一方、値下がりした業種は、空運、電気機器、電力・ガス、情報・通信、などだった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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