1万円割れフライトシステム:来期以降、業績様変わりへ転機を期待

2013年2月18日 16:48

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ)が、今期業績の下方修正が嫌気され株価は10,000円を割り込んでいる。

フライトシステムコンサルティング<3753>(東マ)が、今期業績の下方修正が嫌気され株価は10,000円を割り込んでいる。[写真拡大]

■国内初iPhoneなど電子決済S~電子マネー、デビットカード対応も

  フライトシステムコンサルティング <3753> (東マ)が、今期業績の下方修正が嫌気され株価は10,000円を割り込んでいる。

  現況は、C&S事業が市町村向け総合行政システム・官公庁向け電子入札・物品調達など公共系システムでの受注拡大、信用格付・自己査定システムなど地方銀行向け金融系システムなど受注先増加で受注が堅調に推移、また、サービス事業では、国内初のiPhone/iPod touch/iPadを利用した電子決済ソリューションが下半期に大型案件を受注するなど好調に推移し、事業要員の稼働率は高水準で推移していることで、社内的には久々に活況が続いているが、サービス事業での開発遅れで納入が来期にズレ込む反面、開発費用が先行することに加え、貸倒引当金繰入額が営業外費用に、投資有価証券評価損を特別損失に計上したため、第3四半期業績、並びに通期業績を下方修正した。

  来季に向けて、C&S事業でコア技術のクオリティを軸に高収益事業への展開を図り、サービス事業では、電子決済事業を他社とのアライアンスを視野にPOS+決済の提供、クレジットカードに電子マネー、デビットカード対応の開発、さらに、同社が保有するApple社のMFiライセンスを活用した決済装置の企画・開発を積極的に進めると見られており、大型案件の完納、継続受注に注力することで、業績の様変わりへ転機が訪れると期待される。

  それだけに、大台割れとなった株価も、季節同様三寒四温とともに、期替わり契機に見直し入りが期待されそうだ。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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