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【編集長の視点】マツキヨHDは3Q好決算に期末記念増配が加わり連日の高値
<銘柄ウオッチ>
マツモトキヨシホールディングス <3088> は、169円高の2446円と急続伸し、連日の昨年来高値更新となっている。前日14日大引け後に今3月期第3四半期(3Q)の好決算とともに、期末の記念増配を発表、好感して割安修正買いが増勢となっている。
3Q業績は、前年同期比5%増収、10%経常増益、24%純益増益と続伸し、3月通期業績対比の利益進捗率も、78~82%と目安の75%を上回った。ドラッグストア業界は、昨春の花粉飛散量の減少、大震災特需の反動減、競合他社の出店攻勢、異業種との競争激化など厳しい経営環境下にあるが、関東地域を中心にグループで62店舗を新規出店し、86店舗の改装を実施、さらにシェア拡大に向けたエリアドミナント戦略の一環として相次いで同業のドラッグストア会社を子会社化、プライベートブランド商品の展開強化やウイルス対策商品の伸長なども寄与して好決算につながった。
3月通期業績は期初予想に変更はなく、純利益は、105億円(前期比5%増)と連続して過去最高を更新するとともに、市場コンセンサスもクリアする。期末配当は、マツモトキヨシ創業80周年の記念配当10円を上乗せして30円とし、年間50円(前期実績40円)に増配する。
株価は、1800円台の下値固めから野田佳彦前首相の解散・総選挙表明に伴う全般相場の上昇と同時進行で高値追いとなった。PERは10倍台、PBRは0.9倍となお割安であり、2009年8月高値2475円抜けから上場来高値2850円も意識されよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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