【アナリストの眼】合成樹脂専門商社プラマテルズ、高付加価値商材好調、高利回り

2013年2月4日 09:31

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  合成樹脂専門商社のプラマテルズ <2714> (JQS)に注目したい。株価はボックスレンジから上放れの動きを強めている。

  1月29日に今期(13年3月期)第3四半期累計(4~12月期)連結業績を発表した。売上高は前年同期比3.4%減、営業利益は同1.7%減、経常利益は同0.1%減、純利益は同2.2%増だった。地域別売上高は国内の同6.6%減収に対して、海外は同8.6%増収と堅調だった。また主要商材ではスチレン系樹脂が同9.5%減収だったが、主力のエンジニアリング系樹脂は同3.8%増収だった。景気低迷の影響で需要は全般的に低調だが、高付加価値商材は堅調に推移している模様だ。

  通期見通しは前回予想を据え置き、売上高が前期比横ばいの580億円、営業利益が同0.7%減の8.8億円、経常利益が同5.2%減の8億円、純利益が同6.3%減の5億円としている。通期予想に対する第3四半期累計の進捗率は、売上高が72.9%、営業利益が77.6%、経常利益が82.5%、純利益が77.6%であり概ね順調な水準だろう。景気減速の状況でも収益の落ち込みが小さく、進捗率の面でも健闘しているとの印象が強い。

  株価の動きを見ると、概ね320円~340円近辺でのボックス展開だったが、1月9日に362円を付けて12年3月27日の360円を上抜けた。さらに1月30日には380円まで上昇してボックス展開から上放れの動きを強めている。来期(14年3月期)業績に対する期待感が高まっているようだ。2月1日の終値378円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS58円49銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は4.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS733円35銭で算出)は0.5倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線が上向いて強基調となった。また週足チャートで見ると、ボックスレンジから上放れて続伸する展開となった。トレンド好転を確認した形だろう。10年4月の戻り高値401円は射程圏であり、指標面の割安感も支援材料として強基調の展開が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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