コムチュア:第3四半期の発表と共に通期業績予想と配当の上方修正も発表

2013年1月26日 06:57

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■クラウド&モバイル分野の新技術に対応した関連サービス及び企業のシステム改善ニーズは旺盛

  グループウェアソリューション事業、ERP(基幹業務システム)ソリューション事業、Webソリューション事業、ネットワーク運用サービス事業を展開しているコムチュア <3844> (東2)は25日、今期13年3月期第3四半期連結業績を発表した。

  売上高52億38百万円(前年同期比40.4%増)、営業利益4億93百万円(同157.1%増)、経常利益5億11百万円(同138.1%増)、純利益3億18百万円(同200.9%増)と大幅増収増益で着地。

  同社が属する情報サービス分野においては、企業の情報分野への投資は依然と厳しいものがあるが、同社が得意とするクラウド&モバイル分野の新技術に対応した関連サービス及び企業のシステムの改善ニーズは旺盛といえる。

  その様な状況の中で、顧客ニーズを的確に捉えた営業を推進したことから大幅な増収増益となっている。

  セグメント別の売上高、営業利益を見ると、ソリューションサービス関連34億43百万円(同16.3%増)、4億35百万円(同103.2%増)、プロダクト販売関連54百万円(同12.1%減)、5百万円(前年同期△25百万円)、ネットワークサービス関連17億99百万円(同136.8%増)、52百万円(同1559.0%増)となっている。

  第3四半期の業績が予想以上に順調であったことから、同日通期業績予想と配当の上方修正を発表した。

  通期連結業績予想の売上高は、前回予想を1億50百万円上回る71億50百万円(前期比29.4%増)、営業利益は1億円上回る8億円(同72.8%増)、経常利益は1億19百万円上回る8億19百万円(同67.2%増)、純利益は61百万円上回る4億88百万円(同92.0%増)と上方修正により大幅増収増益を見込む。

  売上高の修正理由として、同社では、クラウド&モバイル事業における引き合いの顕著な増大、ネットバンキングをはじめとする金融分野、基幹系(ERP)システムでの需要拡大、及び事業譲受による統合効果の顕在化等を挙げている。

  利益面については、大幅な増収効果に加え、高付加価値化、生産性向上及びプロジェクト管理の精緻化により売上総利益率の改善を図ることで大幅な増益を見込んでいる。

  また、業績が順調に推移していることから、期末配当を当初の11円予想から15円へと上方修正した。中間配当11円と合わせると通期配当26円となる。

  25日の株価は、前日比110円高の1280円で引けた。チャート的には急騰しているが、株価指標を見ると予想PER13.7倍、配当利回り2.0%と割高感はない。短期的には、JQSで付けた昨年11月7日の戻り高値1343円を更新し、1500円を意識した動きが予想される。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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