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【アナリストの眼】金型のC&Gシステムズ株価、動意付く可能性、好業績
<業績&株価分析>
C&Gシステムズ <6633> (JQS)は、金型用CAD/CAMシステム事業を主力として、北米での金型製造事業も展開している。株価は着実に下値を切り上げており、来期(13年12月期)収益拡大期待で動意付く可能性がありそうだ。
今期(12年12月期)連結業績見通しは、売上高が前期比9.8%増、営業利益が同27.3%増、経常利益が同63.5%増、純利益が同2.4倍の大幅増益見込みとしている。CAD/CAMシステム事業はやや弱含みだが、金型製造事業が好調な模様である。通期予想に対する第3四半期累計(1~9月期)の進捗率は、売上高が77.5%、営業利益が87.9%、経常利益が79.5%、純利益が77.5%と高水準だった。北米自動車市場の好調や為替の円高修正が追い風となって今期再増額の可能性があり、来期の収益拡大も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、概ね140円~160円近辺のレンジでモミ合い展開のようだ。ただし下値の水準は着実に切り上げている。1月9日の終値153円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS16円14銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は3.3%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS182円85銭で算出)は0.8倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線を挟んでモミ合う展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって、下値を着実に切り上げている。足元の市場全体の地合い改善の中で出遅れ感も強いだけに、今期再増額の可能性や来期業績への期待感で動意付く可能性もあるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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