関連記事
【狙い場・買い場】桧家ホールディングス、消費税前需要追い風、収益拡大
桧家ホールディングス <1413> (名2)は、木造注文住宅事業を主力に不動産事業(分譲住宅)や断熱材事業などを展開し、M&Aも活用して事業基盤を強化している。消費増税前の駆け込み需要なども追い風として来期(13年12月期)の収益拡大が期待され、株価は出直り歩調となりそうだ。
今期(12年12月期)連結業績見通しは、売上高が前期比27.7%増、営業利益が同15.2%増、経常利益が同12.4%増、純利益が同16.0%増としている。前期に子会社化した桧家住宅三栄なども寄与する模様だ。先行経費の増加などで、通期予想に対する第3四半期累計(1~9月期)の進捗率は売上高が61.9%、営業利益が27.0%、経常利益が30.9%、純利益が26.8%と低水準だった。このため利益面で今期下振れに注意が必要だが、受注は好調な模様であり来期の収益拡大に繋がるだろう。
株価の動きを見ると、第3四半期累計業績を嫌気して急落し、11月15日に昨年来安値769円まで調整した。しかしその後は徐々に下値を切り上げて足元では900円台を回復し、出直り感を強めている。1月8日には949円まで戻す場面があった。今期下振れ懸念を織り込んで調整一巡した形だろう。9日の終値901円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS184円16銭で算出)は4~5倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間36円で算出)は4.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS460円80銭で算出)は2.0倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線を回復して上伸し、強基調に転換している。また週足チャートで見ても、26週移動平均線を回復してトレンド好転の動きとなっている。調整一巡した形であり、来期の収益拡大期待で出直り歩調の展開となりそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【株式評論家の視点】アイセイ薬局は業績向上路線継続中、見直しはきっかけ待ち(2013/01/09)
・【狙い場・買い場】トクヤマはセメント関連評価、PBR0.3倍は絶対的な割安水準(2013/01/09)
・急騰銘柄を徹底予想する日刊株式投資情報新聞(メルマガ無料)好評!会員が急増中(2012/07/20)
・プロの記者が急騰銘柄を徹底予想!日刊株式投資情報新聞(無料)メルマガ登録受付中!(2012/07/20)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク