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【狙い場・買い場】高級和洋食のうかい株価、モミ合い放れ、客単価好調持続
うかい <7621> (JQS)は和洋食の高級料理店を展開している。株価は安値圏でのモミ合い展開から脱する動きを見せている。
今期(13年3月期)業績(非連結)見通しは11月9日に下方修正し、売上高が前期比0.1%減、営業利益が同34.8%減、経常利益が同40.8%減、純利益が同60.2%減としている。第2四半期累計(4~9月期)の売上高が下振れ、人件費や修繕費の増加も利益圧迫要因となる模様だ。和食事業は堅調だが、洋食事業が接待需要減少などで低調な模様である。
会社リリースによる月次売上動向を見ると、既存店売上高(前年比、速報値)は4月110.5%、5月96.7%、6月96.0%、7月96.1%、8月102.5%、9月107.4%、10月96.4%、11月98.4%と推移している。10月と11月は来客数が減少したが、客単価はプラスを維持している。
株価の動きを見ると、概ね1400円台の安値圏でモミ合う展開だが、足元では徐々に下値を切り上げる動きとなってきた。今期業績見通しの下方修正を織り込んで下値固めが完了した形のようだ。12月27日の終値1474円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS25円18銭で算出)は59倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間10円で算出)は0.7%近辺、実績PBR(前期実績のBPS782円39銭で算出)は1.9倍近辺となる。
日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって下値を徐々に切り上げている。また週足チャートで見ると、26週移動平均線を突破してトレンド好転の動きを見せている。期末に向けて株主優待権利取りの動きが強まる可能性もあり、下値固めが完了して反発局面が期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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