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生化学工業:科研製薬と腰椎椎間板ヘルニアを適応症とするSI-6603の日本における独占的販売契約を締結
■日本においては第III相臨床試験が順調に進捗、2014年3月期中の承認申請を目指す
生化学工業 <4548> と科研製薬 <4521> は25日、生化学工業が開発中の腰椎椎間板ヘルニアを適応症とするSI-6603の日本における独占的販売契約を締結した。
SI-6603は、生化学工業が日米で開発を進めているテーマ。日本においては第III相臨床試験が順調に進捗しており、2014年3月期中の承認申請を目指している。
腰椎椎間板ヘルニアは、椎間板の中心部分にある髄核や外側の線維輪の一部が突出することで脊椎周辺の神経を圧迫し、痛みやしびれを引き起こす疾患。SI-6603は、髄核の構成成分であるグリコサミノグリカン(GAG)を特異的に分解するコンドリアーゼという酵素。SI-6603を椎間板内に投与することにより、GAGが分解され髄核が縮小することで、神経への圧迫を減少させる効果が期待されている。また、SI-6603は、タンパク質を分解しないため、神経などの周辺組織に影響を与えない。
現在、腰椎椎間板ヘルニアに対し、根本治療となる薬物療法が存在しないことから、1回の投与で手術と同程度の症状改善効果を期待できるSI-6603が上市されることにより、患者の身体的負担の軽減および手術費や入院費などの医療費節減に寄与するものと考えられている。
なお、米国では、第II相臨床試験が終了し、第III相臨床試験の準備を進めている。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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