三井物産、モザンビーク天然ガス開発事業でのLNGプラントなどを発注

2012年12月25日 17:42

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モザンビーク天然ガス開発事業の鉱区・ガス田・LNGプラント候補地位置図(画像:三井物産)

モザンビーク天然ガス開発事業の鉱区・ガス田・LNGプラント候補地位置図(画像:三井物産)[写真拡大]

 三井物産は21日、アフリカのモザンビーク天然ガス開発事業について、天然ガス液化プラント(LNGプラント)及び海底天然ガス生産設備設置に関する基本設計作業(FEED:Front-End Engineering and Design)を発注したと発表した。

 三井物産が2008年に権益取得したモザンビーク北部沖合い天然ガス開発事業では、世界有数の巨大ガス田が発見されており、同ガス田から産出するガスを液化天然ガス(LNG)として開発する計画。生産開始は2018年を予定している。LNG生産量は年産2,000万トンの予定。

 今回のLNGプラント及び海底天然ガス生産設備設置に関する基本設計作業の発注は同開発事業の重要なマイルストーンとなる。三井物産は同事業のパートナーとして今後とも同事業の円滑な推進に尽力し、同事業からのLNGの安定供給を通じて日本を始めとするアジア諸国のエネルギー資源の安定確保に貢献していく。

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