【アナリストの眼】600円のフシに乗せた横浜冷凍、大幅増益背景に高値挑戦へ

2012年12月25日 09:19

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  ヨコレイ <2874> は、冷蔵倉庫の大手で食品販売事業も展開している。今期(13年9月期)の収益改善見通しを好感して、株価は出直り歩調となっている。3月の高値も視野に入りそうだ。

  今期の連結業績見通しについては、売上高が前期比0.1%増の1112億円、営業利益が同2.8倍の30億円、経常利益が同2.4倍の30億円、純利益が同8.5倍の17億円と、大幅増益の見込みとしている。主力の冷蔵倉庫事業では、北海道・喜茂別物流センターの本格稼働なども寄与して、貨物取扱量が堅調に推移する見込みだ。また食品販売事業では、水産品や畜産品の市況低迷が続いているが、相場が下落した商材の在庫処分を前期中に完了していることに加えて、適正な在庫水準や回転率の向上に対する管理徹底などで収益が大幅に改善する模様だ。

  株価の動きを見ると、前期決算発表の11月14日に年初来安値531円まで調整する場面があったが、急反発して出直り歩調の展開となった。足元では600円近辺まで戻している。今期の収益改善見込みを好感した動きが継続しているようだ。12月21日の終値596円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS32円85銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間20円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1068円19銭で算出)は0.6倍近辺となる。

  日足チャートで見ると、25日移動平均線がサポートラインとなって上伸した。強基調への転換を確認した形だろう。また週足チャートで見ても26週移動平均線を突破し、トレンド好転を確認する展開となってきた。今期の収益改善見通しが支援材料であり、3月19日の年初来高値651円も視野に入るだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】カシオ計算機は好業績と好需給を両輪にスピード感ある上昇相場へ(2012/12/21)
【株式評論家の視点】不動テトラに復活の勢い、安値売りの売り方は買い戻しの機を計る(2012/12/21)
【アナリストの眼】株価急動意の稲葉製作所、メガソーラーで電力販売事業参入を評価(2012/12/20)
【株式評論家の視点】セイコーエプソンは取組好転顕著、ぶれない足取りの強さを見直す(2012/12/20)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事