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【アナリストの眼】朝日ラバーは2Qの業績進捗率高く株価に見直し余地
<業績&株価分析>
朝日ラバー <5162> (JQS)は、自動車向けなどの工業用ゴム事業を主力として、スポーツ用ゴム製品や医療用ゴム製品も展開している。シリコーンゴムをベースにした製品に強みを持ち、自動車内装用小型電球やLED照明のカラーキャップが主力製品である。
今期(13年3月期)連結業績見通しは11月8日に減額修正を発表し、売上高が前期比4.8%減、営業利益が同39.6%減、経常利益が同50.4%減、純利益が同17.6%減の見込みとしている。車載用LED関連製品は米国向けを中心に堅調だが、スポーツ用ゴム製品や医療用ゴム製品が顧客の在庫調整の影響などで低調な模様だ。ただし通期会社予想に対する第2四半期累計(4~9月期・2Q)の進捗率は、売上高が50.5%、営業利益が59.9%、経常利益が61.0%、純利益が66.7%である。米国自動車市場が好調であることや足元の円高修正トレンドなどを考慮すれば、一転して通期上振れの可能性があり、来期(14年3月期)の収益改善も期待されるだろう。
なお11月22日に、独自の分子接着技術を応用したマイクロ流体チップを開発し、NEC <6701> が開発したポータブル型DNA解析装置の分析用チップとして採用されたと発表している。
株価の動きを見ると、11月9日には年初来安値となる221円まで調整した。しかしマイクロ流体チップ開発なども材料視して11月27日に270円まで戻す場面があり、底打ち感を強めている。今期見通し減額修正で悪材料が出尽くし、来期の業績改善を期待する動きだろう。12月20日の終値242円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS13円19銭で算出)は18~19倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間8円で算出)は3.3%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS628円95銭で算出)は0.4倍近辺となる。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復する場面があり、足元では底打ち感を強めている。今期業績見通しに一転して上振れの可能性があり、来期の業績改善期待も支援材料に出直り展開となりそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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