【アナリストの眼】新和内航海運、セメント&石炭火力関連の輸送量増加、株価底値

2012年12月13日 09:06

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<業績&株価分析>

  新和内航海運 <9180> (JQS)の株価は軟調展開が続いているが、ほぼ底値圏だろう。セメントや石炭火力発電関連の輸送量増加が材料視される可能性もありそうだ。

  今期(13年3月期)連結業績見通しについては9月14日に上方修正を発表し、売上高が前期比1.8%増、営業利益が同28.1%減、経常利益が同29.2%減、純利益が同28.0%減の見込みとしている。通期会社予想に対する第2四半期累計(4~9月期)の進捗率は、売上高が49.5%、営業利益が23.5%、経常利益が21.9%、純利益が24.0%となり、利益面が低水準だが、下期に鉄鋼、セメント、石炭火力発電関連の輸送量が回復傾向を強め、船舶修繕費減少や船舶売却益計上なども寄与して、営業利益、経常利益、純利益ともに期初計画に比べて減益幅が縮小する模様だ。

  株価の動きを週足チャートで見ると、13週移動平均線が抵抗線の形となって軟調展開が続いている。12月5日には年初来安値となる346円まで調整した。ただし足元では一旦反発して360円近辺に戻している。12月10日の終値360円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS42円81銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間5円で算出)は1.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS496円78銭で算出)は0.7倍近辺となる。復興需要関連のテーマ性があり、セメントや石炭火力発電関連の輸送量増加が材料視されて、リバウンド局面の可能性があるだろう。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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