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【株価診断】旭化成モミ合いから100円高の500円乗せで当面のピークも
旭化成 <3407> =売買単位1000株 10日(月)の終値は前日比1円安の478円。現在の水準は年初来高値から49円下、年初来安値に対しては93円上に位置する。
とくに、8月につけた年初来安値からの上昇率は23.8%とこの間のTOPIX(東証株価指数)の上昇率11.0%を大きく上回っている。
日足チャートは去る11月15日に30日線を抜き、週足チャートでも11月22日に26週線をぬいて、それぞれ「買い転換」となっている。
業績はまずまずだ。今3月期は前期比7.1%増収、営業利益7.9%減益、1株利益36.1円の見通し。配当は年14円継続の予定。
利回り2.92%、PER13.2倍。とくに、割高という水準でもない。海外比率は約3割で円安傾向にあることは収益にプラスだろう。また、週足チャートで400円前後のモミ合いが長かっただけに上放れの形となっている。ただ、移動平均線に対し上方乖離が目立つようになっていることは要注意だろう。
400円前後のモミ合いから100円高の500円台乗せあたりで当面の天井をつける可能性はありそうだ。500~510円を目安に短期狙いがよいだろう。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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