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キリンビバレッジ、仏大手食品メーカーのダノン及び三菱商事は6日、日本国内において現在3社による合弁会社を通じて展開しているナチュラルミネラルウォーターブランド「ボルヴィック」の事業を見直し、日本市場における「ボルヴィック」ブランドのさらなる成長のため、2013年1月1日より新たなスキームに変更することで合意したと発表した。
新スキームでは、ダノンが「ボルヴィック」を製造し、三菱商事が「ボルヴィック」を輸入し、キリンビバレッジが日本国内における「ボルヴィック」のマーケティング及び販売を担う。これによりキリンビバレッジは、「ボルヴィック」と「アルカリイオンの水」などの国産水を含めたミネラルウォーター事業全般のマーケティング及び販売を行っていくことになる。
「ボルヴィック」は1986年から日本への輸入が開始され、2002年からはキリンビバレッジ、ダノン、三菱商事の3社による合弁会社によって日本市場への展開が行われており、日本における輸入ミネラルウォーター首位の地位を確立している。
日本のミネラルウォーター市場はこの10年で約3倍に拡大しており、今後も需要が見込まれているが、顧客のミネラルウォーターに対する意識は変化しており競争も激化している。このような環境において、ミネラルウォーター事業の戦略構築およびその実行スピードをこれまで以上に高めていく必要があると判断し、今回新たなスキームに変更することを決定した。
キリンビバレッジは今後、新しいスキームにより顧客のニーズや環境変化に素早く対応し、日本における「ボルヴィック」ブランドのさらなる拡大と「アルカリイオンの水」など国産水を含むミネラルウォーター事業のさらなる成長を目指していく。
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