アサヒビール、ニッカブランドのウイスキーを米国で販売開始

2012年12月6日 17:36

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「竹鶴12年ピュアモルト」(左)と「シングルモルト余市15年」(右)(画像:アサヒビール)

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 アサヒビールは6日、ニッカウヰスキー株式会社が製造するウイスキー「竹鶴12年ピュアモルト」と「シングルモルト余市15年」(各瓶750ml)を、12月上旬より全米で新発売すると発表した。現在好調に販売数量を伸ばしている欧州市場に加えて米国に新たに輸出を開始することで、ニッカブランドのウイスキーのさらなる海外展開を図り、世界ブランドに育成していく考え。

 米国では、今回新しく提携した「アンカー・ディスティリング・カンパニー」(本社:米サンフランシスコ)の販売網を活用し、市場への浸透を図る。同社は米国の有力なスピリッツ専門商社のひとつで、“世界中のファインスピリッツと顧客の架け橋となる”を企業理念とし、約20カ国から商品を輸入販売している。なお、同社にとって日本産ウイスキーの販売はニッカブランドが初となる。

 米国では近年、スコッチウイスキーやジャパニーズウイスキーの輸入数量が増加しており、特にジャパニーズウイスキーについては世界的な品評会で高い評価を得ていることなどを受けて認知度が上がり、その品質の高さや独自の味わいに注目が集まっている。

 今回発売するアイテムは、ニッカウヰスキーの主力ブランドである「竹鶴12年ピュアモルト」「シングルモルト余市15年」で、サンフランシスコやニューヨーク、シカゴなど主要都市を中心に、オーセンティックバーやウイスキー専門店をターゲットとしたマーケティング活動を展開していく。今後さらに商品ラインアップを拡充し、様々な魅力をもつニッカブランドを米国のウイスキーファンにむけて提案していく予定。米国内での2013年の販売数量は3,000箱(1箱=750ml×12本換算)を目指す。

 アサヒビールは、2006年に欧州全域に販売網をもつ有力ウイスキー商社「メゾン・ド・ウイスキー」(本社:フランス)と直接販売契約を結び、ウイスキーの海外展開を本格化した。現在は同社の販売網を介して欧州とその周辺国を含めた約30か国への輸出・販売を行なっており、2011年の欧州での販売数量は2006年と比較して14倍の規模に拡大している。

 アサヒビールは、独自の歴史と製法にもとづいたニッカウヰスキーならではの高品質なウイスキーをプレミアムジャパニーズウイスキーとしてグローバル展開していくことを目指す。米国市場においては、「アンカー・ディスティリング・カンパニー」と連携を深めニッカブランドをさらに拡販し、将来的に世界ブランドとして育成していく考え。

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