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【相場熟者が答える投資相談】ワイヤレスゲートは高値圏のモミ合いへ移行と想定、吹値売りで
【問い】 ワイヤレスゲート <9419> (東マ)を上場時の公募1200円で100株持っています。対処方法についてお願いします。
【答え】 11月30日(金)は138円高の2844円と反発しています。
今年7月に東証マザーズに上場したワイヤレスゲートは、外出先のどこでも使用できる高速のインターネットが楽しめるWiFiサービスを手がけていますが、この12月からWiFiスポットも一気に拡充。KDDI <9433> の子会社であるワイヤ・アンド・ワイヤレス(Wi2)の「Wi2 300」の一部エリアが使用可能になったことや、スポットが倍増の2万カ所に膨らむことから、会員数の増加が見込まれることから見直し買いが入っています。
足元の業績、12年12月期売上高は55億8200万円(前期比62.2%増)、営業利益は5億5800万円(同44.5%)と好調が見込まれていますが、12年12月期若干の上ブレ、13年12月期も2ケタ増収増益が続くと観測されています。
株価は、10月10日に3775円と公募価格の3.1倍と買われた後、25日移動平均線を上値として11月16日安値2665円と調整、同30日安値2672円と売り直されて、2700円割れを目先の下値として確認した感があります。携帯大手のKDDI <9433> とソフトバンク <9984> 傘下のソフトバンクモバイル、NTTドコモ <9437> がそろって高速通信対応タブレットを扱うことから、ワイヤレスゲートの筆頭株主であるヨドバシカメラの販売による会員数の増加が見込まれます。ただ、3200円から上には戻り待ちの売りが控えており、高値圏でのもみ合いになる可能性がありますので、急伸する場面があれば、いったん売却も考えるところでしょう。(株式評論家・摩周湖)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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