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【アナリストの眼】総合リユースのトレジャー・ファクトリー、市場拡大で好業績
<業績&株価分析>
トレジャー・ファクトリー <3093> (東マ)は、関東圏で総合リユースショップと服飾専門リユースショップを展開している。エコ意識や節約志向の高まりでリユース市場の拡大が続いており、出店エリアの拡大や新規出店の加速などで中期的に収益拡大が期待されるだろう。
月次売上動向を見ると、既存店売上高(前年比、速報値、FC除く)は、3月121.2%、4月105.7%、5月103.4%、6月103.2%、7月98.5%、8月96.4%、9月96.9%、10月92.9%である。やや減速傾向だが、10月は休日数が前年に比べて2日少なかったことや残暑の影響などで、衣料・服飾雑貨が伸び悩んだ模様である。なお10月の新規出店は1店舗、10月末時点の店舗数は合計65店舗となった。
今期(13年2月期)の業績(非連結)見通しについては、売上高が前期比14.2%増、営業利益が同7.1%増、経常利益が同3.7%増、純利益が同14.7%増の増収増益見込みとしている。通期会社予想に対する第2四半期累計(3~8月期)の進捗率は売上高が45.7%、営業利益が44.4%、経常利益が44.7%、純利益が45.4%である。下期の新規出店効果に加えて、原価率の高い業者仕入れ抑制などで売上総利益率が改善傾向であることなども考慮すれば、計画達成可能な水準だろう。
株価の動きを見ると、10月12日の第2四半期累計業績発表直後に高値圏から急落して軟調展開となり、10月17日には854円、11月14日には851円まで調整した。通期予想の据え置きなどが失望感に繋がり、利益確定売りが優勢になったようだ。ただし足元では900円近辺に戻して調整一巡感を強めている。11月29日の終値910円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS123円50銭で算出)は7~8倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は1.8%近辺、実績PBR(前期実績のBPS630円60銭で算出)は1.4倍近辺となる。
週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで調整局面だが、日足チャートで見ると25日移動平均線近辺まで戻している。850円近辺で下値を固めて調整が一巡した形だろう。今期好業績見通しを再評価して出直りが期待されそうだ。(本紙・シニアアナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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